6月23日に行われた全麺協 素人そば打ち三段位認定 東京大会の観覧に行って来ました!
ピンと張り詰めた緊張感の中、20数名の方が三段位取得の試験を受けられました。
見ているだけの私も緊張しました。
三段位は40分間で1.5キロのそば打ちを仕上げなくてはいけません。
相当なスピードと正確さが求められます。
ちなみに、審査基準は以下の通りです。(全麺協ホームページより転載)
① そば打ちが 40 分以内に終了している。
② そばの切揃え率が 90%以上である。
③ そばを持上げても 25 ㎝位につながっている。
④ 打つ姿勢が非常に堂々として落着いている。
⑤ 周囲へのそば粉のこぼれがなく、道具や衣服、身体の汚れが全くない。また、道具の始末が完璧にできている。
ひぇ〜!という感じですよね。
そばを作るだけでなく、前後や途中の所作も審査対象になります。
参加された皆さんは、沢山鍛錬されているのがわかる、とても美しい姿でした!
改めてそば打ちの奥深さを感じた1日でした。
この会の冒頭に主催の方が、「なぜそば打ちという単純な作業にこれほどまで魅力を感じる人が多いのか?」についてお話されていました。
その話がとても印象的でしたので、私の言葉も交えて下記に記したいと思います。
「そば打ちは、粉と水だけしか使わずにとてもシンプルな材料でできているにも関わらず、その成果物が美しい蕎麦に仕上がることに感動を覚えるから。」
「また、少しの力加減、水加減でいかようにもその成果が変化していく様がとても興味深く、探究心をくすぐられるから」
「全身運動で心地良い疲労感を感じられ、またやりたいと思う気持ちになる。」
「自分の作った蕎麦を人に食べてもらうことにより、喜びを感じられるから。」
「これらが、人間の根源的欲求を満たしているから。」
どう思われますか?
人間の根源的欲求を満たす、というと大げさに聞こえるかもしれませんが、
私はとても納得するところがありました。
東京蕎麦キッチンでも、そば打ちを体験された方は「楽しかった!またやりたい!」とおっしゃっいます。
ぜひ一度、あなたもこれらの感覚を味わいにそば打ち体験にいらしてくださいね。
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