そばうちをもっと楽しむ!ミニコラム(4)切りが曲がるわけ。

そば打ちを始めたばかりの方から、何年もやっている方まで、よく聞かれる悩み。
「駒板を使ってるのに、だんだん斜めになっちゃうんです…!」

これ、実はとても自然なことなんです。

 

✔ 切りが曲がる理由は?

  • 駒板(こまいた)をスライドさせながら切っていくとき、手は動いているけれど、体の軸は動いていないことが多いんです。

  • 手だけが左へ、左へと移動し続けると、いつの間にか姿勢と駒板の角度にズレが生まれる

  • 結果、駒板がじわじわと傾き、切る方向が斜めに…

 

✔ 対策は「体ごと動く」こと

  • 数回ごとに体も一緒に左へ移動してみましょう。(左利きの人は右へ)
     → 動きながら切るのは難しいので、時々切るのを止めてちょっと移動する意識を。

  • また、駒板の端がまっすぐかを時々確認するのも◎
     → 目線が固定されていると、傾きに気づきにくいので、ときどき駒板をあげて、パッと見るのもポイント。

 

✔ ちょっとしたことが、きれいな仕上がりに

  • まっすぐ切れていると、ゆでムラが出にくく、見た目も美しい

  • そしてなにより、自分の集中力と調和している感覚が心地よい。

 


🎋そばダジャレコーナー

「まっすぐ切れたら、そばらしい。」
斜めでも気にしない。美味しければ、それでよし。だけど次は、ちょっと意識してみよう。

 


東京蕎麦キッチンでは、初めての方でも美味しいお蕎麦が作れる教室です。習得されたい方向けの10回コースもご用意しております。一度やってみたいかたも、続けていきたい方も、ぜひ気軽にお越しくださいね。

 

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