2026年8月21日。
東京蕎麦キッチンの北海道研修が始まりました。
今回の目的は、北海道を観光することだけではありません。
普段、私たちがそば教室で扱っている「そば」が、どのような土地で育ち、どのような人の手によって作られ、そして製粉されているのか。
実際に産地へ足を運び、自分たちの目で見て、作り手の方から直接お話を伺い、その経験をこれからの教室へ持ち帰ること。
それが今回の研修旅行の大きな目的です。
羽田から旭川へ
羽田空港を出発し、旭川空港へ。
飛行機を降りると、東京とは違う、北海道らしい広い空が広がっていました。
そして空港では、今回の研修でお世話になる「そば製粉所すずき」「鈴木農場」の鈴木琢也さんがお迎えに来てくださいました。嬉しい再会です!
今回の研修では旭川を拠点に、幌加内、富良野、美瑛を巡ります。
初日は、翌日の幌加内そば研修を前に、まず北海道の土地と食文化に触れる一日にしました。
男山酒パークへ

酒造り資料館では昔の酒造りの工程を見ることができます。
最初に向かったのは「男山酒パーク」。
そばと日本酒は、昔から切っても切れない関係があります。
そば屋でまずお酒と肴を楽しみ、最後にそばをいただく。
そんな日本の食文化を考える上でも、北海道の水や米を使った酒造りに触れられたことは、とても興味深い経験でした。

おちょこ柄の入れ物に入っています
そして、ここで楽しみにしていたのが「おちょこ山ソフトクリーム」。
北海道産米から作られた純米発酵シロップを使い、砂糖不使用なのに麹由来のやさしい甘みがあります。
上には亜麻仁もトッピングされていて、食感のアクセントも楽しく、とても美味しくいただきました。
北海道を代表する菓子店・六花亭へ

六花亭直営店入り口
その後は六花亭へ。
北海道のお土産といえば、やはり立ち寄りたくなるお店のひとつです。
それぞれお土産を選びながら店内を楽しみました。
中でも胡桃入りのバターサンドは皆さんに人気。
こうして一緒にお土産を選ぶ時間も、普段の教室ではなかなかできない研修旅行ならではの時間でした。
OMO7旭川へ
旭川市内に戻り、宿泊先「OMO7旭川」へ。
ホテルではウェルカムドリンクをいただきながら、まずはひと休み。

OMO7エントランス
しろくまさんのお出迎えもあり、北海道らしい楽しい雰囲気の中でチェックインしました。
翌日は朝から幌加内へ向かいます。
その前に、初日の夜は旭川の食を楽しみます。
夜は旭川の食を楽しむ時間
夕食は、全員同じお店にするのではなく、それぞれ「旭川で食べてみたいもの」を選ぶことにしました。
ジンギスカンチームと、北海道の海鮮チームに分かれて、旭川の夜を楽しみました。

ひつじ家

北の酔り処
研修旅行だからといって、すべての時間を決められたスケジュールにする必要はありません。
自分で街を歩き、「これを食べてみたい」と思ったものを選ぶことも、その土地の食文化に触れるひとつの方法だと思います。
そして今回改めて感じたのは、こうして一緒に旅をする時間そのものの大切さです。
普段の東京蕎麦キッチンでは、皆さんと一緒にそばを打つことに集中しているため、意外とそば打ち以外のことをゆっくり話す時間は多くありません。
一緒に車に乗り、食事をし、同じ景色を見ながら過ごすことで、普段の教室では聞けないようなお話もたくさんできました。
そばを学ぶことはもちろんですが、こうして皆さんとたくさんの時間を共有できることも、研修旅行の大きな楽しみです。
明日は、いよいよ幌加内へ
翌日は、今回の旅の中心となる「幌加内そば研修」。
鈴木農場の蕎麦畑と、「そば製粉所すずき」を訪ねます。
私たちのそば打ちは、いつも「そば粉」があるところから始まります。
でも、その粉になるまでには、
土を耕し、
種をまき、
畑で育て、
花が咲き、
実を収穫し、
それを製粉する、
長い工程があります。
その「そば粉になる前」を、自分たちの目で見てみたい。
作っている方のお話を、直接聞いてみたい。
そんな思いで企画した今回の北海道研修。
明日は、いよいよその現場へ向かいます。
――北海道そば研修 2日目へ続く。








初心者向け 手打ちそばの作り方|基本のそば打ちを丁寧に解説
東京蕎麦キッチン 2026年6月19日 1:24 PM